M4カブリオレ「終わらせないと始まらない」慣らし点検に必要な距離を走ってみた

「終わらせないと始まらない」という思いから、慣らし運転を完了させるために集中的に距離を稼いできました。最終的には高速道路の往復で約1,100キロを走り込み、無事に総走行距離で2,000キロを突破。これでようやく、この車の真価を味わうための「入り口」に立てたという実感があります。

高速巡航で一気に2,000キロへ

本来、慣らし運転はエンジンの回転数に変化を持たせるのが理想的であり、一定の速度で走り続ける高速巡航は必ずしもふさわしい方法とは言えないかもしれません。しかし、通常のペースではいつまでも点検時期に到達しないと感じ、今回は一気に走り切ることを優先しました。

実際に長距離を走ってみて驚かされたのは、この車のグランドツアラーとしての資質の高さです。

悪天候で際立つ信頼性とGT性能

往路は順調でしたが、帰路は激しい雨の中での走行となりました。しかし、そのような状況下でも全く不安を感じさせない走りには、目を見張るものがあります。

まず、xDrive(四輪駆動システム)がもたらす圧倒的な安心感です。強い雨で路面状況が悪化しても、四輪がしっかりと路面を捉えている感覚が常に伝わってきて、心に余裕を持ってステアリングを握り続けることができました。

また、BMWレーザー・ライトの照射具合も素晴らしいものでした。視界の悪い雨夜においても、遠方まで非常に明るく、かつ的確に路面を照らし出してくれるため、長距離走行における視覚的なストレスが大幅に軽減されました。

燃費についても、リッター11キロを超える数値を記録。この性能を持つエンジンとしては十分に優れた効率です。何より、これだけの距離を走っても疲労がほとんど残らず、非常に走りやすかったことが、グランドツアラーとしての片鱗を強く感じさせてくれました。

M4カブリオレ用にレンズとボディを新調しました。

過去の愛車を凌ぐペース

振り返れば、M2、A110 GT、そしてロードスター。これまでの愛車たちでも成し遂げられなかった「初期2,000キロをわずか2週間ほどで超える」という異例のペースは、自分でも驚くほどのスピードです。

いつもの道だけでなく、もっと遠くへ、もっと長く乗っていたい。理屈ではなく、これほどまでの短期間に距離を重ねたこと自体が、何よりも自分がこの車を気に入っている証拠なのかもしれません。

いよいよ「入り口」へ

今回の長距離走行を経て、ようやく2,000キロという区切りを迎えました。これまでは制限された中での対話でしたが、点検を終えればいよいよ本来のパフォーマンスを解禁することになります。

ようやくスタートラインに立ったという期待感と共に、まずはこの最初のハードルをクリアできたことに安堵しています。

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