今年も早3月、そう、年度末。
3月といえば自動車業界の決算期であり、車を買い替えるには一年で最も良い条件が引き出せる、またとないタイミングでもあります。 「そうだ、今期中にロードスターは手放して、次のパートナーを迎えよう」 思い立ったが吉日。私は早々に決断を下しました。
頭に浮かんだ次なる候補は、大きく分けて2つの方向性。 ひとつは、つい先日までガレージにあり、その「密度の濃い走り」に後ろ髪を引かれている、あのピュアなスポーツモデルに再び戻るという選択。 もうひとつは、ロードスターで満たされなかった「上質なインテリア」「ブロンプトンも積める実用性」「ロングツーリングをこなすGT性能」、そして「オープンエア」のすべてを高次元で両立する、プレミアムなグランドツーリング・モデルという選択です。
果たして私はどちらの道を選ぶのか……。その答えをお伝えする前に、ガレージの顔ぶれがかつてないスピードで入れ替わった、少し目が回るようなこの「激動の2025年度」の愛車遍歴を、一度総括しておきたいと思います。
【5月納車・現有】BMW X1 20d
相方の愛車として、すっかり我が家の日常を支える頼もしい存在です。
【5月購入・現有】レンジローバースポーツ P550e
我が家のメインフリート。やはりこの圧倒的な懐の深さと包容力は、揺るぎないメインの座に君臨しています。
【11月納車→11月売却】BMW X3 M50
レンジローバースポーツのリプレイスを企図するも、家族からの猛反対に遭い、幻のまま売却へ……。

【11月納車→12月売却】BMW M2
X3の代わりとして、SUVの相棒となるスポーツクーペを購入。しかし、その重く、硬く、パワーがありすぎるキャラクターに少し疲れてしまいました。
M2の反動で求めたのは軽さと密度の濃さ。限界も決して低くなく、非常に密度の濃い走りをしっかりと味わい尽くすことができました。1ヶ月という短い期間でしたが、そのエッセンスは十分に堪能しました。
【3月納車→3月売却】マツダ ロードスター(S レザーパッケージ Vセレクション)
A110 GTの濃密な走りから一転、今度は「空を楽しむ」ために迎え入れました。 ADASやインフォテインメントシステムに関しては、A110と比較すると遥かにモダンで洗練されており、最新の車としての確かな進化と快適性を感じさせてくれました。1トンを超える程度の軽量な車体も相まって、痛快なオープンエアを満喫できる……はずでした。
しかし、いざ日常の相棒として付き合い始めてみると、妥協できないポイントが浮き彫りになってきました。まずは、同時期に購入した折りたたみ自転車の「ブロンプトン」がトランクに積めなかったこと。車載して旅先でポタリング、という目論見が見事に外れてしまったのは痛手でした。 また、軽量な幌車である以上は頭で理解していたつもりですが、やはり遮音性の低さは、私が好むようなロングツーリングにおいては想像以上に体力を奪われます。 さらに私を悩ませたのがインテリアの設えです。ダッシュボードやシートの質感に物足りなさを感じてしまったのに加え、何よりシートの形状自体が私の身体に致命的に合いませんでした。
車としての仕上がりやモダンな装備は魅力的だったものの、インテリアの質感への違和感、ツーリングでの疲労感、そしてブロンプトンが積めないというライフスタイルとのミスマッチ。これらに目を瞑って乗り続けることはできず、同月内でのスピード降板という苦渋の決断に至りました。
【総括:そして2026年度へ】
こうして振り返ってみると、本当に目まぐるしい入れ替わりでした。それぞれの車に確かな魅力があり、実際に所有してみたからこそ、自分のライフスタイルや車に求める「絶対に譲れないポイント」がより明確になった1年でもありました。
揺るぎないメインであるレンジローバースポーツP550eの安心感に支えられながら、私の「最適解」を探す旅はまだ続くのかもしれません。2つの候補で揺れ動いた次期愛車選びの結末、そして2026年度はどんなカーライフが待っているのか。これからもブログで綴っていきますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。



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