ワンテンの日、ALPINE A110 GTが納車されました

ALPINE A110 GT、納車されました

大雪が予想される中でしたが、ワンテンの日、すなわち2026年1月10日にALPINE A110 GTが納車されました。
天候のこともあり少しだけ気を揉みましたが、結果的にはこの日付で迎えられたことに、妙な納得感があります。

納車後の移動や諸々を経て、オドメーターはようやく500kmに到達しました。
まだまだ慣らし運転の真っ最中。エンジンも足回りも、本調子とは言えない状態です。
それでも、まだ入り口をくぐったばかりながら、A110というクルマのシルエットは少しずつ見え始めています。

まずは現時点での、気に入ったところと気になったところを、整理というより「メモ」として残しておこうと思います。


気に入ったところ

① 想像以上に「普通」に走れる

A110という名前から、もっとストイックで神経を使うクルマを想像していました。
しかし、街中を流している限りでは驚くほど穏やかです。
アクセルの踏み始めも唐突さはなく、変に身構える必要がありません。
スポーツカーにありがちな緊張感が常に付きまとうわけではない。この点は、想像以上に好印象でした。

② 軽さがすべてに効いている

やはり軽さは正義だと感じます。
ハンドルを切った瞬間、ブレーキを踏んだ瞬間、クルマの反応が一拍早い。
まだ回転数を抑えて走っているにもかかわらず、「これは楽しいクルマだ」と自然に思わせてくれます。
パワーではなく、質量の少なさが走りの中心にあることがはっきり分かります。

③ サイズ感がちょうどいい

数字だけを見ると決して小さくはありませんが、運転していて大きさを意識する場面はほとんどありません。
見切りがよく、車両感覚も掴みやすい。
M2で常に感じていた「気を遣うサイズ感」とは、明らかに性質が異なります。

④ 視点の低さと一体感

シートに座った瞬間に感じる視点の低さ。
クルマの上に乗っているのではなく、クルマの中に身体が収まっている感覚があります。
走り出す前から一体感がある。
この感覚は、スペック表では語れないA110の魅力だと思います。


気になったところ

① 乗り降りはやはり楽ではない

低さゆえ、乗り降りには少し慣れが必要です。
分かってはいましたが、毎回ほんの少しだけ気合が要る。
日常使いの頻度が高い人ほど、ここは評価が分かれるポイントでしょう。

② 内装は割り切りがはっきりしている

質感が悪いというより、走りに振り切った結果としての簡素さを感じます。
高級感や先進性を求めると、正直物足りなさはあります。
ただ、このクルマにそれを求めるのは少し違うとも感じています。

③ 積載性は最低限

覚悟はしていましたが、やはり荷物は載りません。
週末の小旅行でも、自然と持ち物を厳選することになります。
もっとも、その不便さすら含めて、このクルマの性格なのだと受け入れられてしまいます。


M2と比較して、求めていたものは得られたのか?

結論から言えば、少なくとも今の段階では「求めていたものは、こちらにある」と感じています。

M2は間違いなく完成度の高いクルマでした。
剛性、パワー、安定感、インフォテインメント。
どれを取っても不満はなく、理屈で評価すれば極めて優等生だったと思います。

一方で、走らせるたびにどこかでブレーキをかけている自分がいました。
サイズ、重量、そしてパワー。
一般道では明らかに余力がありすぎて、「使い切れない」ことが前提になってしまう。
速いのに、楽しみ切れない。その感覚が、少しずつ積み重なっていきました。

A110 GTでは、その感覚がありません。
特別なことをしなくても、普通に走っているだけでクルマとの対話が成立する。
速度域が高くなくても、操作そのものが楽しい。
M2では「抑えながら付き合う」感覚がありましたが、A110では「そのまま付き合える」。

もちろん、失ったものもあります。
内装の質感や装備の充実度、日常の万能さ。
それでも、今の自分がクルマに求めていたのは、そうした要素よりも「自然に楽しめること」だったのだと、改めて気づかされました。


いまのところのまとめ

まだ500km、まだ慣らし中。
それでも、A110 GTは「無理をしなくても楽しい」クルマだという印象が、すでにはっきりしています。

これから距離を重ね、回転数を上げていったとき、この印象がどう変わっていくのか。
変わらない部分、変わる部分、その両方を含めて楽しめそうです。

ひとまず今回は、ここまで。
雪のせいで更新はゆっくりになるかと思いますが、気長に付き合っていきたいと思っております。


コメント

  1. ご無沙汰してました。

    遅ればせながら、ご納車おめでとうございます!
    サイズを検索したらなんという扱いやすいサイズ。しかも車高は低く、なんと重量は1.1トンちょい!乗ってるだけで楽しくなる雰囲気が伝わってきます。操作すると車重の軽さを感じられるという表現が実に的を射ていると思います。

    私の方は今月に入ってようやくM2を手放す先を検討中です。

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