――「使い切れなさ」から始まったリプレイスの思考整理
BMW G87 M2は、間違いなく素晴らしいクルマでした。
性能、ブランド、インフォテイメント、デザイン。どれを取っても完成度が高く、「ダメなところを探すほうが難しい」1台だったと思います。
それでも手放すという選択に至りました。
理由はシンプルで、自分の使い方と、クルマのピークが合っていなかったからです。
M2で感じた「良かったこと」
まずは、率直に評価しておきたい点です。
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インフォテイメントの完成度の高さ
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BMWブランドに対する信用と安心感
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万人受けを狙わない個性あるデザイン
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サイズ感・取り回しの良さ(日常使いに支障なし)
つまり、M2は「所有するクルマ」としては非常に満足度が高かったということです。
それでも残った違和感
一方で、次の点は最後まで解消されませんでした。
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パワー/トルクが明らかにトゥーマッチ
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一般道では性能を楽しみ切れない感覚
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常に緊張を伴う硬すぎる乗り心地
速すぎること自体が問題なのではありません。
問題は、楽しさのピークが常に自制の先にあることでした。
一般道では性能を持て余し、「気持ちいい」よりも先に「抑えなければ」が来ます。
その積み重ねが、クルマを次第に非日常の存在へと押しやっていきました。
贅沢なのに気軽ではない。
使い切れない贅沢は、いつの間にかストレスに変わっていました。
リプレイスの前提条件
次に選ぶクルマには、最初から前提条件を設けました。
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レンジローバースポーツ P550e は長期保有
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スタッドレスタイヤも購入済み、生活の主軸
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次もセカンドカーという位置づけ
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M2で感じた違和感を解消できること
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候補は3台に限定
評価軸は、極めてシンプルです。
一般道の速度域で、どれだけ「使い切った感」が得られるか

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