M2を手放す理由と、次を選ぶということ#001

 ――「使い切れなさ」から始まったリプレイスの思考整理

BMW G87 M2は、間違いなく素晴らしいクルマでした。
性能、ブランド、インフォテイメント、デザイン。どれを取っても完成度が高く、「ダメなところを探すほうが難しい」1台だったと思います。

それでも手放すという選択に至りました。
理由はシンプルで、自分の使い方と、クルマのピークが合っていなかったからです。


M2で感じた「良かったこと」

まずは、率直に評価しておきたい点です。

  • インフォテイメントの完成度の高さ

  • BMWブランドに対する信用と安心感

  • 万人受けを狙わない個性あるデザイン

  • サイズ感・取り回しの良さ(日常使いに支障なし)

つまり、M2は「所有するクルマ」としては非常に満足度が高かったということです。


それでも残った違和感

一方で、次の点は最後まで解消されませんでした。

  • パワー/トルクが明らかにトゥーマッチ

  • 一般道では性能を楽しみ切れない感覚

  • 常に緊張を伴う硬すぎる乗り心地

速すぎること自体が問題なのではありません。
問題は、楽しさのピークが常に自制の先にあることでした。

一般道では性能を持て余し、「気持ちいい」よりも先に「抑えなければ」が来ます。
その積み重ねが、クルマを次第に非日常の存在へと押しやっていきました。

贅沢なのに気軽ではない。
使い切れない贅沢は、いつの間にかストレスに変わっていました。


リプレイスの前提条件

次に選ぶクルマには、最初から前提条件を設けました。

  • レンジローバースポーツ P550e は長期保有

  • スタッドレスタイヤも購入済み、生活の主軸

  • 次もセカンドカーという位置づけ

  • M2で感じた違和感を解消できること

  • 候補は3台に限定

評価軸は、極めてシンプルです。

一般道の速度域で、どれだけ「使い切った感」が得られるか

 

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