今日は天気も良く、午前中に少し長めのドライブに出かけました。
これで総走行距離は962km。慣らし中で4,000rpmリミットという条件ながら、燃費はアプリベースで8.8km/l。想像していたよりも悪くない、というのが正直な印象です。
現実的な話として、M2にスタッドレスタイヤを履く予定はないため、年内に2,000kmへ到達するのはやや厳しそうです。どこかで一度、まとまった距離を走る機会を作らないと難しいでしょう。
個人的には、少なくとも5,000kmは走らないと本格的なランニングインは終わらないと考えています。さて、それはいつになることやら。
一方で、足回りはかなり引き締まっています。路面状況が悪い一般道では、正直なところタフな乗り心地だと感じる場面も少なくありません。むしろ速度域が上がる高速道路のほうが快適で、シャシーの落ち着きが際立ちます。エンジンには明らかな余力があり、気を抜くと法定速度を大きく超えてしまいそうになる。ワインディングでも同じ印象です。
ただ、慣らしが終わりフルスペックのM2を解放したとして、その性能を安心して楽しめる場所が日本にどれほどあるのか——そんな自問自答をしないわけではありません。
実際、日本の道路環境では軽自動車ですら性能を使い切るのは難しい。M2がトゥーマッチであることは、重々承知しています。だからといって「ではサーキットへ」と簡単に割り切れるものでもないのが現実です。
さらに、大型SUVとの2台持ちという、贅沢でありながら無駄の極致とも言える状況についても、考え込まない夜はありません。
2台を手放してBMW M3やM5、あるいはAMG E53に一本化するのか。
それともMを降りて、MAZDAロードスターの350台限定・2.0Lモデルのような、ニッチなモデルに行くのか。
こうして考えていくと、結局いま悩んでいるのは「速さ」や「スペック」ではなく、この国の道路環境で、そのクルマとどう付き合うかという一点に尽きます。
マカンGTS、カイエンGTS、BMW X3 M50といったモデルは、いずれも性能と快適性のバランスが非常に高い。とくに乗り心地という観点では、正直なところM2の硬さは際立ちます。良く言えばストイック、悪く言えば過剰。その“極悪さ”こそがM2の魅力でもありますが、毎日の相棒としては覚悟が要ります。
AMG SL43は意外にもM2寄りのキャラクターでした。スポーツ性を強く感じさせつつも、どこか余裕がある。ただ、あのサイズと成り立ちを考えると、結局は「何を一番楽しみたいのか」が曖昧になります。
では、すべてを一本化するなら何が残るのか。
そう考えたとき、911カレラという選択肢が自然と浮かびます。突出した部分はないものの、速さ・快適性・日常性のバランスが極めて高く、この国の道路事情とも折り合いがつく。M2ほど尖らず、SUVほど重くもない。
あるいは、思い切ってMAZDAロードスターに振り切るという選択もあります。性能を持て余すストレスから解放され、クルマと対話する時間を取り戻すという意味では、最も理にかなった答えかもしれません。
ロードスターは、サイバー対応を含むデジタルインフラのアップデートを終え、もうしばらく付き合えそうです。一方で、Z4はすでに終わってしまいました。Z4といえば、ポルシェ・ケイマンやボクスターもICEモデルとしてはほぼラストチャンス。アーキテクチャやデジタル環境の古さは否めませんが、それでも心を動かされる存在であることに変わりはありません。
結局のところ、M2は「持て余すからこそ悩ましい」クルマです。
それでも手放しがたいのは、いまがまだ本領発揮の入口に過ぎない——そう感じているからなのでしょう。
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