──別れは、いつも静かに始まる
「下取りはありますか?」
お店の方から、自然な流れで聞かれました。
「**BMW M2です。すでに買取店で値段は出してもらっています」
そう伝えると、少し間を置いて、こう返ってきます。
「わかりました。では、M2で来てください。
その金額は、必ずクリアします」
迷いは消えました。
急遽、M2で180km
予定を変更し、
レンジローバースポーツからM2に乗り換えて、約180km。
昨日の晴天とは打って変わって、外は大雨です。
それでもM2は、
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直進安定性が高く
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ハンドルに余計な修正を強いられず
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ただ、淡々と直進を続ける
「速い」ではなく、
揺るがないという表現がしっくりきます。
改めて、よくできたクルマだと思いました。
「帰りは、駅までお送りしますので」
お店に着く少し前、
何気なく言われた一言。
「帰りは、駅までお送りしますので」
ああ、
これがM2の乗り納めか。
そう思った瞬間、
不思議と寂しさはありませんでした。
やり切った、という感覚のほうが強い。
個体確認
──まさしく「時を超えた新車」
目の前に置かれた、ブルーアルピーヌのGT。
正直、
これはもう中古車という呼び方が失礼かもしれません。
ディーラーで見た
ブランイリゼMのGTも2024年モデルでしたが、
この個体は2023年式とはいえ、
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ほぼオーナーさんが眺めていただけ
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走行距離は、ほぼ新車同然
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触れた痕跡がほとんどない
バージニティは、こちらのほうが高いかもしれない。
……いや、本当に。
チェックして、確信する
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ボディ周り
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内装
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装備品
一つずつ確認していきます。
内容に、偽りなし。
説明どおり。
期待どおり。
ここまでくると、
もう迷う理由はありません。
「……決めましょう」
その頃、M2の査定も終わり
同時進行で、
M2の査定も進んでいました。
雨の中、
きっちりと仕事をしてくれるその様子を横目に、
思いました。
この週末は、
クルマを選びに来たつもりで、
実は一つの区切りをつけに来ていたのかもしれない。
物語は、
いよいよ最終章に差しかかります。
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