今回X3を手放すまでの流れは、少しややこしい。
そもそもの出発点は P550eの1台体制 だった。
快適性、世界観、ロングレンジ性能、すべてが十分で、当初は「この1台で完結する」と考えていた。
ただし、日常の細かな移動や都市部の取り回しになると、
“P550eでは少し大きい”
という現実的な課題があった。
そこで、その “P550eの弱点を補う後任(リプレイス候補)” として検討したのが BMW X3 M50 だった。
■ ステップ1:P550e → X3 M50 への“1台体制のリプレイス”を検討
X3 M50は、
-
P550eより扱いやすいサイズ
-
Mパフォーマンスらしい俊敏さ
-
実用性と走りのちょうどいいバランス
を兼ね備えており、
「P550eの代わりにX3に一本化する」
という案は非常に合理的に見えた。
あくまでここまでの構想は、
“1台体制のまま、P550e → X3 M50 に乗り換える”
だった。
■ ステップ2:しかし用途を整理すると、X3が真の後任にはならなかった
比較していくと、P550eが持つ
-
圧倒的な乗り心地
-
世界観そのものが変わる室内の質
-
長距離疲労の少なさ
これらはX3では代替できない“強み”として残った。
一方、
X3を後任に据える決め手となるべき「走りの楽しさ」の領域では、
もっと適任がいるのでは?という疑問が湧いた。
そこで登場したのが BMW M2(後期型) だ。
■ ステップ3:走りの領域=M2、快適性=P550e という明確な役割分担が成立
M2は後期型で出力も上がり、操作系もよりシャープに。
“走りの濃さ”を求めるなら、X3ではなくM2が最適
という結論が明確になった。
すると役割はこう分かれる:
-
快適性・ロングレンジ:P550e
-
走り・刺激:M2
こうして“2台体制の最適解”が完成した瞬間、
X3が担う予定だったポジションは自然に消えた。
■ 結論:X3は良かったが、P550eの後任にはならず、M2の登場で席がなくなった
X3 M50自体は非常に優秀なSUVだ。
ただ今回の結論は、
**「P550eをX3でリプレイスする」**という最初の計画が、
用途の再整理によって自然と解消され、
結果として
“P550eを残したまま、M2を追加して2台体制になる”
という方向に進んだだけだ。
だから今回の別れは、
X3が悪かったわけではなく、役割の最適化の中で席がなくなった
というものになる。

コメント
コメントを投稿