すっかりレポートが遅れてしまいましたが、Pioneer NP1のレポートです。とはいえ、残念ながらすでに手元になく、ほんの数時間のインプレですのでほとんど参考にならないとは思いますが。
実際は「X5の標準ナビの出来が良すぎてNP1の出番は全くなかった」が結論となります。
X5のナビを手放しでほめているわけではありませんが、ほぼNP1に期待していたことのほとんどが実現できてしまった次第。さらに、製品の初期不具合があって返品をしてしまいました。実際体験できたのはインストール後、不具合発覚までの短い体験ですのでその辺はお含みおきいただきつつ…。
■音声認識と検索
まず、ここが最大のマイナスポイントでしょうか。使用時点のNP1での音声認識と検索においてかなり実用的ではありませんでした。音声認識については、今どきのスマートフォンやスマートデバイスにはかなわないものの、そこそこの認識率ではないかと思います。しかし、認識したキーワードとNP1の検索ロジックがマッチしないことが多く、近くの店のつもりで発話しても「●●が300km先に見つかりました… ここを目的地に設定しますか?」的なフィードバック具合です。
どうやら前方一致検索になっているらしく「正式な店名」を発話しないと、ヒットしないような感じでした。例えば「満月」という店名で発話しても、その店の正式名が「和菓子満月」だとヒットしないイメージでしょうか。また、現バージョンでは電話番号や住所など行き先を特定するキーワードでは音声検索ができません。よって、スマートフォンのアプリで別途検索し、結果をNP1と共有することになります。
■近くの「コンビニ」検索の罠
次に違和感があったのが、近くのコンビニを探して目的地に設定するときでしょうか。この検索のときには、当然のことながらNP1は「最短距離順」で候補を示してきます。具体的には「①500m先にローソンが、②1.5kmm先にセブンイレブンが、③2km先にファミリーマートがあります。どこに行きますか。番号教えてください」との案内がフィードバックされます。セブンがいいのかローソンがいいのかはさておき、ふつうは一番近いコンビニであろう①を指定すると思うのですが、ここに罠があります。
そう、NP1は逆方向(あるいは進行方向とは遠くなる… 例えば左折しようとしているのに右折側に位置するとか)であっても最短となる候補順なんですよね。わかります? 普通のナビでもこういう方向を無視して候補順が出てくることはありますが、たいがいは進行方向と同じ向きなのか逆なのかがわかる→などが併記されると思います。さらに言えば地図が表示されて候補地点がプロットされるので、特別な理由でもない限りわざわざ逆方向の候補を選ぶことはないと思います。
が、NP1の場合、連携のアプリを立ち上げておかないと当然ながら、候補の相対的な位置関係はわからず、逆方向のコンビニを延々と案内される羽目に陥る可能性があります。
■ルート案内の未熟さ
上記2点については、スマートフォンアプリとの連携で何とかカバーできる(この時点でNP1の存在意義としてはやや破綻が見えますが…)範囲ですが、ルート案内については、まったく満足できない未熟さでした。同じ目的地をX5の標準ナビにも設定しましたが、X5のナビが直進で案内するところを、規制があるわけでもないのに右折させたり… 地元の知っている道がメインだったので、「え? なぜに?」の連続でした。
期待大だったカロッツェリアの「針の穴を通すナビゲーション」とは程遠いものでした。クラウドだから? うーん、謎です。
■過大な経過時間案内
曲がり角等の案内がない場合きまって「このまま道なりに3分以上です」と案内されます。実際は1km程度で次の案内があるので、3分は大げさじゃ? 的な気がしました。
■二つ先の信号を右折です
この案内はナイスです。500m先の信号を右折といわれるより、個人の感覚にピッタリ。ここは素晴らしい。
■突き当りを右折です
もNP1売りの案内らしいですが、X5の標準ナビも「つきあたり」と案内してくれます。
■ドラレコ性能は推して知るべし
前後ともFHDです。前側はスペック通り。後ろ側は取付位置の関係もあって雰囲気はわかるけど、相手のナンバー特定などは無理、という感じです。すいません、あまり興味なかったので適当です。
■くるまWi-Fi
不具合で何をやっても起動できませんでした。サービスの方の手を煩わせましたが、結果、返品の原因となりました。
以上、NP1の出る幕を奪ったX5の標準ナビについては、いつかどこかでレポートできれば。以上です。
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